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仙人掌の人の時間が空けば書き込まれる偽島ブログです
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亀闇鋼 14日目
今日から臨海学校が始まる。
まずは浜辺でバーベキューをするらしいが、俺は水着が無い。 仕方ないので褌で推参するとしよう。 そして持ち寄る食材はやはり伝説のアレしかねぇ! 俺の技量を使い果たして何とか完成させることが出来た。 ……おーし、これで明日の肝試しも含めて準備は万端だ。 おっしゃこいこい、臨海学校! 夏の終わりも近えことだ、最後に派手に遊んでやるぜ!! PR
亀闇鋼 13日目
俺に勝ち目って奴が存在してねぇのは分かってる。
目の前にいるのは聖獣だ。 俺も玄武化してある程度の力は得たが、本家は訳が違う。 気合も根性もまだまだ足りねぇ。 だが、ここなら可能性はある。 ここは精神の世界だ。 言ってみりゃあ気合が全てを決める。 なら負ける理由がねぇ。 心は折らねぇ、闘志は消さねぇ。 例え玄武に『心が折れる』という概念がが無かろうとだ。 認めさせてやる。 俺が玄武の力を扱えることを。 身体が耐え切れず、使える力を雀の涙程度に抑えられた現状を変えるために。 気合だけは、誰が相手だろうと負けるつもりはねぇんだからな!
亀闇鋼 12日目
青黒い空間。
しかし視界は良好。何一つ問題は無い。 対峙するは1人の男性と1匹の神獣。 亀闇鋼と、そして玄武である。 ≪何の用だ、我が贄よ?≫ 「大したことじゃねぇよ」 亀闇鋼の右手には愛用している槌が握られている。 その槌を片手でグルリと一回転させ、肩に担いだ。 直接対峙するのは身体を取られた、あの時以来だ。 身体は威圧感に圧倒されて震え上がり、心は向き合った瞬間に折れていた。 だが、今は違う。 身体に震えは無い。心に傷は無い。 「ただな、『何時か』とか『そのうち』つーのは俺らしくねぇ。そう思っただけだ」 ≪自惚れるな。貴様など、我にとっては雑魚も当然だ≫ 玄武が威圧的で高圧的に言葉を紡ぐ。 それでも亀闇鋼は笑みを崩さない。視線を逸らさない。 玄武が目を細める。 ≪我を従えるつもりか。高が四世紀ほど生きただけの若造が≫ 「あんたに怯えるのも、あんたに屈するのも、もう止めにするって決めたんだよ」 亀闇鋼が担いだ槌を重みに任せて地に下ろす。 軽い振動。そして空いていた左手も柄を掴んだ。 ≪舐めた口を利くのはそこまでにしてもらおうか≫ 「物分りの悪い奴は嫌われるぜ?」 顔を上げる。その眼に迷いは無い。 「さぁ!もらうぜ、玄武!!あんたの力!!」 一喝と共に槌を持ち上げ、亀闇鋼が構える。 玄武が不快そうに鼻を鳴らした。 しかし身体は亀闇鋼を真正面に捉えた位置に整える。 ≪身の程知らずが……良かろう。だが貴様が負けたときはその身体、すべて頂くぞ≫ 「負けねぇよ!勝負に勝つのは大声張り上げ、気合を入れ続けた奴って決まってんだからな!!」 亀闇鋼が吼える。 変えることは出来ないであろう、敗北の未来。 それすらも吹き飛ばそうとするかのように。 | ブログ内検索
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